HOME > “ISO 10377を踏まえた”「製品安全デザイン戦略」 > “取扱説明書の役割りを見てみよう”取扱説明書と消費者との関わり方
消費者は製品情報を多面的に取得します
上図でお解りいただけるように消費者は「自宅」と「店頭」であらかじめ製品の情報を取得します。
[自宅]では、インターネット上で経験者の日記や掲示板カキコミなど生の声を参考にし、メーカーのサイトからは取扱説明書などで製品の詳細情報を取得します。この時点で同様製品の中から一品だけを選択し、後は販売店毎の価格をチェックして購買に至ります。ですが価格チェックとともに販売店毎のアフターサービスや製品の修理、スペア部品の有無など、使用時におけるトラブルの対応も事前に理解しようとするお客様も増えているようです。
[店頭]では、製品そのものを手に取り、本当に自分にまたは家族にとって使用できるモノか最終品定めを行い購入に至ります。またはその逆もあり、現物確認後に自宅に戻りインターネットで買い物するケースもあります。
[購入後]でも、製品を安心して利用するための条件として、前述しましたメンテナンス体制充実が安心価値になっています。消費者はトラブル時での対応も気にしていますので、これらの製品安全情報もどんどん配信して優位的なビジネスを創造してください。