HOME > “ISO 10377を踏まえた”「製品安全デザイン戦略」 > “取扱説明書の役割りを見てみよう”精度の高い取扱説明書から得られるもの
精度の高い取扱説明書だから品質が伝わります
取扱説明書は長期重要保管文書であり製品仕様書です。
このコンテンツの出来具合で製品説明を適切に果たせたか、または誤使用による製品事故を未然に防げたかが決まります。
上図でお解りいただけるように、取扱説明書は「リスク管理」「PL対策」「製品事故予防」「コンプライアンス」と直接的に関係します。
取扱説明書の安全対策が整っていると矢印の[使用者側]では、製品の「お問い合わせ」「クレーム」の軽減につながり、「対応経費の削減」効果があります。
そのことにより、使用者側には製品への「安心・安全」が醸成され、事業者に対して「信頼」が生まれます。
一方、矢印の[事業者側]では、使用者から勝ち得た「信頼」をもとにして「顧客満足度の向上」や、それによる「販路拡大」が見込めます。
最終的には市民権を得た「製品ブランド」へと育っていき「優位的な営業活動」が展開できるようになります。
取扱説明書は単なる製品のマニュアルではなく、全社的にブランド効力をもたらす重要な情報媒体だと認識ください。